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2015-11-09 08:40 | カテゴリ:後悔日誌
ジャンル:就職・お仕事 テーマ:夢へ向かって
そう人数の居るお話ではないんでしょうが、これまでMD55エンジンを触ってきて、データがないばかりに悩んだことも数多くありましたので、摩耗限度などのサービスデータには触れませんが、主要諸元など修理をするうえで参考になるデータをかいつまんで紹介してみます。

ヤマハディーゼル MD55型エンジン

ヤマハ型番: 716
ベースエンジン: 日野 EB300型
エンジン型式: 海水間接清水冷却4サイクル直列6気筒OHV
燃焼室型式: 予熱燃焼式
デコンプ: あり

内径×行程: 120mm×145mm
総排気量: 9839cc
圧縮比: 18:1
漁船法馬力数: 55ps
漁船連続定格出力: 80ps/1200rpm
JCI認定連続定格出力: 140ps/2020rpm
最大出力: 158ps/2100rpm
アイドリング回転数: 500rpm
軸回転方向: 船首側から見て右回転

機関寸法: 1712mm×812mm×1143mm
機関重量: 1100kg(マリンギヤ含む)
潤滑油量: 30L API-CD SAE30
清水冷却水容量: 39L

使用燃料: 軽油
噴射ポンプ: デンソー ND-PE6A90B421RND292
オーバーフロー経路: なし
噴射時期: 16°BTDC
吸気バルブタイミング: 22°/44°(開/閉)
排気バルブタイミング: 50°/16°(開/閉)

バッテリー: 12V-150AH×2
スタータ: 澤藤電機 24V-6.0kW
オルタネータ: 澤藤電機 24V-850W

マリンギヤ型式: 新潟コンバーター MGN36-4型
マリンギヤ重量: 175kg
潤滑油量: 4L API-CD SAE30


MD55の「55」とは漁船法馬力の数字で、黎明期のヤマハディーゼルエンジンでは定番の名称づけだったようです。
もっともそれも短期間のみで、MD220エンジン(トヨタエンジンベース)などは、先に製造されていたMD20エンジン(ダイハツエンジンベース)と同じ漁船法馬力数だったため「MD20」と付けることができず、ややこしい名称がついてしまい、以後は総排気量の上2~3ケタを名称に取り入れる(例:MD340/ダイハツ3Bエンジンベース・総排気量3431cc)ようになっていきます。
(このあたりは製造番号とリンクさせなかった、伊号潜水艦の艦名とよく似た失策ですね)

日野EB300エンジンと、ヤマハMD55エンジンの大きな違いは冷却系統ですが、その他にも噴射ポンプアッシ、セルモーターが異なっていました。

MD55エンジンの噴射ポンプには、これみよがしに「EB100」と銘打ってあり、おそらくはEB100用の噴射ポンプを流用しているものと思いますが、自動車用EB300エンジンには専用の噴射ポンプが使われていて、MD55エンジンのものと違っています。
噴射ポンプ上にある「EB100」の刻印は、MD55エンジンのベースエンジンが日野EB100であるのか、EB300であるのかを迷わせる一因となり、調査を混乱させたいきさつがありました。
また噴射ポンプ本体には、プライミングポンプで燃料を圧送した際の圧力逃がし経路がなく、エア抜きが終わるとカキンコキンに硬くなるタイプのプライミングポンプになっています。

なおMD55エンジンのカムプロフィールや噴射タイミングは、産業機械用EB300エンジンと同じで、カムシャフトそのものはMD55オリジナルではない、ということになります。
カムシャフトが同じだとプッシュロッドだのタイミングギヤだのピストンだのといった、エンジン全般の部品も専用設計にはなっていないのが相場で、部品単位にとどまらず自動車用EB300エンジンを丸々流用しての修理、というのも可能性として大きくあります。

セルモーターは澤藤電機製であることに違いはなかったんですが、自動車用と産業機械用のEB300エンジンで採用されているものとは出力が異なっていて、EB300エンジンでは24V-5.2kWのものを、MD55エンジンでは24V-6.0kWのものを搭載しています。
もしかしたらMD55エンジンのセルモーターは、EB300エンジンの寒冷地仕様品(=オプション)だったのかもしれません。
またセルモーターの高出力化に伴い、バッテリーサイズもEB300エンジンより1つ大きなものに変更されています。

マリンギヤは新潟コンバーター製で、油量は4リットル。
ATFの指定はなく、エンジンオイルを流用することになっているものでした。
バイクと同じ湿式多板クラッチを採用していますから、クルマ用のエンジンオイルは使うべきでないようにも思うんですが、バイクとは違いクラッチ容量の関係で、使うことができるのかもしれません。

こんなとこですかね。

これまでで苦労した部分や泣かされてきた部分がすべて明らかになったばかりか、さらにヤマハディーゼルエンジンを深く理解するところとなり、MD55エンジンの修理だけでなく今後の維持面においても、サービスマニュアルが入手できたことはなによりも心強い限りですし、これほどの僥倖もまたないことだと思っています。

まず数年はかかると思ってたんですよ、整備解説書の入手には。


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